高配当株戦略を200万円試した結果|インデックスとの併用がベスト

資産形成

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四半期ごとに証券口座へ配当の入金通知が届いたとき、不労所得って本当にあるんだと素直に感動しました。だから一時期、特定口座で日本の高配当株ETFや高配当株投信に約200万円を入れて、本気で試したんですね。でも結局、資産を増やす主力はインデックス投信に戻しました。

この記事では、30歳・本業エンジニア年収1300万+副業700万=合計2000万超の私が、高配当株とインデックス投資のどっちを選ぶか、特定口座で約200万円を1年前後試した実体験から比較します。配当が実際いくら入って、税金でどれだけ削られたのか。年収2000万の高所得者ゆえに配当が税効率で不利になる理由。そのうえで主力はインデックス、高配当株はサテライト、という併用の結論まで正直に書いていきますね。高配当株とインデックスのどっちにすべきか迷っている方の、判断材料になればうれしいです。

先に2つだけお断りしておきますね。1つ目、投資にはリスクが伴います。本記事は筆者個人の体験談であり、将来のリターンや配当を保証するものではありません。株価は元本割れする可能性があり、配当も減配・無配になり得ます。利回りや経費率の数字は2026年6月時点の目安で変動するため、最新の値は各公式サイトでご確認ください。2つ目、ここで書く高配当株の試行は「大損した失敗談」ではありません。私の本当の失敗は個別株・暗号資産で40万円溶かした話のほうで、別物・別時期の出来事です。ここを混同しないでくださいね。

  1. 結論 ─ 高配当株は「悪くない」。でも増やす主力はインデックスにした
    1. 200万円を1年試した結果のサマリー
    2. 結論を3行で
    3. この記事で扱うこと・扱わないこと
  2. 高配当株とインデックス投資の違い ─ 6軸で整理
    1. 軸1: 課税タイミング ─ 受け取るたび課税か、売るまで繰り延べか
    2. 軸2: 税率と配当控除 ─ 高所得者は配当控除がほぼ効かない理由
    3. 軸3: 複利効率 ─ 課税繰り延べが効くインデックスは長期で差がつく
    4. 軸4: 値動き・減配リスク ─ 高利回りには罠がある
    5. 軸5: 精神的満足 ─ 配当が「見える」ことの心理的メリットは本物
    6. 軸6: 手間 ─ 銘柄選定と再投資 vs ほったらかし
  3. 私が200万円で高配当株を試した話
    1. いつ・なぜ始めたか
    2. 何を買ったか
    3. 1年で配当はいくら入ったか、税金で引かれた手取り
    4. 高所得者の私が「これは税効率で損だ」と気づいた瞬間
    5. 大半を売却してインデックス投信に集約した
  4. 高配当株が「おすすめしない」と言われる理由を実体験で検証
    1. 高利回りの罠 ─ 利回りが高い=株価が下がっていることも
    2. 配当課税で複利が削られる ─ 受け取るたび20.315%が消える
    3. 資産を「増やす」フェーズには向きにくい
    4. それでも高配当株を否定しない ─ 配当が支えになる人は確かにいる
  5. 新NISAで高配当株を持つときの注意点
    1. NISAなら配当も非課税。ただし株式数比例配分方式が必須
    2. 米国高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)はNISAだと米国課税10%を取り戻せない
    3. 成長投資枠を高配当で埋めるか、低コスト投信で埋めるか
  6. 結局どう併用する? ─ 主力インデックス+サテライト高配当株の処方箋
    1. ケースA: 30代・資産形成期で増やしたい → インデックス主力、高配当株は無理に要らない
    2. ケースB: 配当の精神的支えがほしい・モチベ維持 → サテライトで全資産の数%まで
    3. ケースC: 出口・取り崩し期が近い → 高配当株の比率を上げる選択肢
    4. 私の現在の落としどころ
  7. 高配当株・インデックスどちらでも共通する注意点
    1. 投資リスク注記
    2. 配当利回り・経費率は執筆時点の目安で変動する
    3. 為替変動リスク
  8. まとめ ─ 配当の満足より「課税繰り延べの複利」で主力を決めた

結論 ─ 高配当株は「悪くない」。でも増やす主力はインデックスにした

最初に答えを出します。高配当株とインデックスを比較してどっちかと聞かれたら、私の結論はこうです。高配当株は悪くなかった、配当が入る満足感は本物だった、でも資産を増やす主力にはインデックス投信を選んだ。これが200万円を1年試して出した正直な答えです。

200万円を1年試した結果のサマリー

私は28〜29歳ごろ、特定口座で日本の高配当株ETF(日経平均高配当株50に連動する1489など)と高配当株投信を中心に、一部個別の高配当銘柄も含めて約200万円を購入しました。NISA枠は低コストのインデックス投信(オルカン・S&P500)で埋めていたので、高配当株は特定口座での実験に充てた格好です。利回りの目安は2〜4%前後、1年でおおよそ年4〜8万円規模の配当が入りました。ただし源泉徴収20.315%が毎回引かれて、手取りはそこからさらに目減りしたんですね。

結論を3行で

  • 30代・資産形成期で増やしたい人 → インデックス主力。高配当株は無理に要らない
  • 配当の精神的支えがほしい・モチベを保ちたい人 → サテライトで全資産の数%まで
  • 出口・取り崩し期が近い人 → 高配当株の比率を上げる選択肢もアリ

この記事で扱うこと・扱わないこと

扱うのは、高配当株とインデックスの税効率・複利・精神的満足の比較と、私の併用結論です。扱わないのは損益自慢や相場予測。繰り返しますが、高配当株の試行は損切りに失敗した話ではなく、私の年収帯と資産形成フェーズでは税効率でインデックスに劣ると判断して主力から外した、合理的な戦略変更でした。個別株・暗号資産で失敗した話とは性質がまったく違うので、ここは線を引いておきますね。

高配当株とインデックス投資の違い ─ 6軸で整理

「結局どっちが得なの?」に答えるには、論点を分解するのが早い。私が両方触って実感した違いを6軸で表にしました。

比較軸 高配当株(高配当ETF/投信) インデックス投資(オルカン等)
課税タイミング 配当を受け取るたび課税 売却するまで繰り延べ
税率・配当控除 20.315%源泉。高所得は控除ほぼ効かず 売却益に20.315%(NISAは非課税)
複利効率 課税後を再投資、複利が削れる 内部で再投資、繰り延べで有利
値動き・減配 高利回りは下落・減配の前兆も 数千銘柄に分散、影響は小さい
精神的満足 配当が見えてモチベが続く 含み益で実感が薄い
手間 銘柄選定・再投資の判断が要る 積立設定でほったらかし

※税率・配当控除・利回りは2026年6月時点の制度・実績ベースの目安で変動します。参考までに利回りの目安(執筆時点の直近実績・変動する)は、日経平均高配当株50 ETF(1489)が約2.8%前後、米国VYM約2.4%・HDV約3.2%・SPYD約4.6%前後です。

この表で一番効いてくるのが上の2行、課税まわりなんですね。とくに私のような高所得者には決定的でした。詳しくはこの後の軸2と専用の章で。なお米国の高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)を買う場合は為替コストで証券会社が変わってくるので、買うと決めた方は米国ETFが買えるおすすめ証券会社比較・為替コストで選ぶ3社を判断材料にしてください。

軸1: 課税タイミング ─ 受け取るたび課税か、売るまで繰り延べか

ここが両者の本質的な分かれ目です。高配当株は配当を受け取るたびに課税されます。インデックスの無分配型投信は、売却するまで課税が繰り延べられる。受け取らない=課税されない、という構造ですね。この差が長期でじわじわ効いてきます。

軸2: 税率と配当控除 ─ 高所得者は配当控除がほぼ効かない理由

上場株式の配当は源泉徴収20.315%で申告不要にできます。確定申告で総合課税を選べば配当控除が使えるんですが、配当控除率は課税総所得1,000万円超の部分で半減するんですね。年収2000万の私が総合課税にしても旨味はほぼ消える。実質、申告分離の20.315%がそのままかかる感覚でした。高配当株 税金 配当 効率が高所得者で悪くなるのは、この配当控除の縮小が理由です。

軸3: 複利効率 ─ 課税繰り延べが効くインデックスは長期で差がつく

配当は受け取った時点で2割が消え、残り8割を再投資する。一方インデックスの無分配型は、内部でまるごと再投資して課税を先送りする。同じ利回りでも、課税で目減りしない分だけ複利の土台が大きい。複利計算をExcelで回して、課税繰り延べの差が10年単位で効いてくるのを見たとき、私の答えはほぼ決まりました。

軸4: 値動き・減配リスク ─ 高利回りには罠がある

利回りが高い銘柄に飛びつきたくなるんですが、利回りが高い=株価が下がっているだけ、というケースが珍しくないんですね。業績悪化で株価が落ち、見かけの利回りだけ跳ね上がる。その後に減配が来て株価も配当も両方しぼむ。この高利回りの罠は、個別の高配当銘柄を持っていた時期にヒヤリとさせられました。

軸5: 精神的満足 ─ 配当が「見える」ことの心理的メリットは本物

ここは公平に書きます。配当が口座に入る満足感は、インデックスの含み益にはないものでした。インデックスは増えても「使えない含み益」で実感が薄い。対して配当は、口数が自分のために働いて現金を生んでいる手応えがある。この心理的な支えは、本物だと思います。

軸6: 手間 ─ 銘柄選定と再投資 vs ほったらかし

高配当株は、どの銘柄が減配しないか、利回りの罠ではないかを見極める手間がかかります。配当の再投資も自分の判断。対してインデックスは積立設定をすればほったらかし。考えないで済むことに価値を置く私には、この差も地味に重かったですね。

私が200万円で高配当株を試した話

ここからが当事者の体験。机上の比較ではなく、自分の金で買ってみて初めて分かったことを書きます。

いつ・なぜ始めたか

24〜27歳で個別株・暗号資産に手を出して失敗し、インデックスに一本化した後の話です。28〜29歳ごろ、月70万円の積立が軌道に乗ってきた時期に、配当が四半期ごとに目に見えて入る魅力に惹かれて、特定口座で高配当株を試し始めました。NISA枠は低コスト投信で埋めていたので、高配当株は特定口座での実験に留めた格好です。

何を買ったか

中心は日本の高配当株ETFと高配当株投信です。日経平均高配当株50に連動するETF(1489、信託報酬0.308%・分配金利回り約2.8%前後=執筆時点の目安)あたりを軸に、信託報酬の安い高配当株投信、それと一部は自分で選んだ個別の高配当銘柄も混ぜました。合計で約200万円。証券会社は普段使いのSBI証券です。

1年で配当はいくら入ったか、税金で引かれた手取り

利回りの目安2〜4%前後で、1年でおおよそ年4〜8万円規模の配当が入りました。初めて入金通知を見た日は、不労所得が現実になったと素直にうれしかったんですね。ところが年末に配当の源泉徴収額を合算したとき、これ全部に2割課税されているのか、と血の気が引きました。仮に年8万円の配当なら、20.315%でおよそ1.6万円が税金で消える計算です。副業の半日分の稼ぎが、受け取ると同時に蒸発していく感覚でした。

高所得者の私が「これは税効率で損だ」と気づいた瞬間

配当控除を期待して総合課税を試算したとき、私の課税所得では控除率が半減していて、ほとんど効かないと分かったんですね。年収2000万の高所得者は配当控除の旨味がほぼない。配当を受け取るたびに2割が確定で抜かれていくのに、インデックスは売るまで課税を繰り延べられる。同じ金額を働かせるなら、税金で先に削られない方が複利で伸びる。当事者として、これは私のフェーズでは損だと腹落ちした瞬間でした。

大半を売却してインデックス投信に集約した

1年前後の並行運用を経て、私は高配当株の大半を売却し、インデックス投信に集約しました。今は高配当株を主力にしていませんし、独立した高配当株の枠も持っていません。現在の資産配分は30歳・資産3450万円のポートフォリオで全公開していますが、ここに高配当株という独立枠はなく、インデックス投信が78%を占める構成に落ち着いています。インデックス積立を主力に据えた根拠は月70万円インデックス積立の実績のほうで数字を出しているので、評価額の推移が気になる方はあわせてどうぞ。

高配当株が「おすすめしない」と言われる理由を実体験で検証

ネットで高配当株 やめた、インデックスへ移行した理由を探すと、いくつか定番の指摘が出てきます。私の実体験と照らして検証しますね。

高利回りの罠 ─ 利回りが高い=株価が下がっていることも

軸4でも触れましたが、高利回りには裏があることが多い。業績不安で株価が下げた結果として利回りだけ高く見えている銘柄を、利回りランキング上位という理由だけで買うと、後から減配と株価下落のダブルパンチを喰らう。実際に持っていた個別の高配当銘柄で、株価がじりじり下げて含み損になったものがありました。

配当課税で複利が削られる ─ 受け取るたび20.315%が消える

年8万円の配当から1.6万円。金額だけ見れば小さい。でもこれが毎年、再投資の前に確定で抜かれていくと、20年30年のスパンでは複利の差が無視できない大きさになるんですね。受け取らないインデックスがその2割分を働かせ続けるのに対し、高配当株は2割を税金に渡してから再スタートする。元貧乏で複利の重みに敏感な私には、ここが一番引っかかりました。

資産を「増やす」フェーズには向きにくい

30代の資産形成期は、とにかく資産を最大化したい時期です。配当として現金を取り出すより、課税繰り延べで雪だるまを大きくする方が、増やす力は強い。高配当株は配当を「取り崩しながら受け取る」性格が強いので、まだ増やしたい私のフェーズとは目的がずれていました。

それでも高配当株を否定しない ─ 配当が支えになる人は確かにいる

ここは強調しておきたいんですが、私は高配当株を全否定しているわけではありません。配当が毎四半期入ることがモチベーションになり、暴落でも握り続けられる人は確かにいます。出口が近くて取り崩しの代わりに配当を使いたい人にも合う。私の年収帯とフェーズでは主力にしなかった、というだけの話なんですね。

新NISAで高配当株を持つときの注意点

これから新NISAで高配当株を持とうとしている方向けに、制度の正確な情報を整理しておきます。ここを知らないと、せっかくの非課税が機能しないことがあるんですね。

NISAなら配当も非課税。ただし株式数比例配分方式が必須

NISA口座で買った株やETFの配当を非課税で受け取るには、配当金の受取方法を株式数比例配分方式に設定する必要があります。これを設定していないと、NISAで買った銘柄でも配当に課税されてしまう。意外と見落とされる落とし穴なので、最初に証券口座で設定を確認してくださいね。

米国高配当ETF(VYM・HDV・SPYD)はNISAだと米国課税10%を取り戻せない

米国の高配当ETFを買う場合の注意点です。VYM(経費率0.06%・利回り約2.4%)、HDV(0.08%・約3.2%)、SPYD(0.07%・約4.6%)あたりが定番ですが、いずれも執筆時点の目安で変動する点はご注意を。米国ETFの配当は米国で10%課税された後に日本でも課税される二重課税の構造で、特定口座なら確定申告で外国税額控除を使えば取り戻せます。ところがNISA口座だと外国税額控除が使えず、米国課税10%は取り戻せないんですね。配当狙いで米国高配当ETFをNISAに入れる際は頭に入れておきたいところ。米国ETFは為替コストで証券会社が変わるので、買うなら米国ETFが買えるおすすめ証券会社比較・為替コストで選ぶ3社で口座を選ぶと無駄なコストを抑えられます。

成長投資枠を高配当で埋めるか、低コスト投信で埋めるか

高配当株・高配当ETFはNISAのつみたて投資枠では買えず、成長投資枠のみ。限られた成長投資枠を高配当で埋めるか、低コストのインデックス投信で埋めるか、という判断になります。増やすことを優先するなら投信、配当の実感を取るなら高配当、と目的で分けるのが私の考え方です。

結局どう併用する? ─ 主力インデックス+サテライト高配当株の処方箋

ここまで読んで「で、自分はどうすればいいの?」と思った方へ。属性別に振り分けます。高配当株 インデックス どっちかを30代で迷っている方は、ここで自分のケースを見つけてください。

ケースA: 30代・資産形成期で増やしたい → インデックス主力、高配当株は無理に要らない

まだ資産を増やすフェーズなら、課税繰り延べの効くインデックス投信が主力でいい。高配当株を無理に足す必要はありません。私自身、結局この結論に落ち着きました。

ケースB: 配当の精神的支えがほしい・モチベ維持 → サテライトで全資産の数%まで

暴落で心が折れそうになるとき、配当が入る安心感が握力になる人もいます。その場合は、高配当株 インデックス 併用 ポートフォリオの発想で、サテライトとして全資産の数%までに留めるのが私の推奨です。主力はあくまでインデックス。配当はモチベ維持の薬味、くらいの位置づけですね。米国高配当ETFをサテライトで持つなら、為替コストの安い証券会社選びが効いてきます。

ケースC: 出口・取り崩し期が近い → 高配当株の比率を上げる選択肢

FIREや取り崩し期が視野に入っているなら、配当で生活費の一部をまかなう発想が現実味を帯びます。増やすより使うフェーズに移るなら、高配当株の比率を上げる選択肢もアリでしょう。目的が「増やす」から「受け取る」に変わるからですね。

私の現在の落としどころ

私の現在地は、高配当株を主力にも独立枠にもしていません。資産の大半はインデックス投信で、投機的な枠はポートフォリオ全公開のとおり全資産の3%以内に抑えるルールで運用しています。高配当株はその外で「一度試して、主力には据えないと決めた」位置づけ。配当の満足より、課税繰り延べの複利を取った、というのが私の落としどころです。

投資の選択肢を比べるなら、同じ時期に試した米国ETF(VOO・VTI)と投資信託どちらを選ぶかの手間の話、ポートフォリオに何を足すかという論点では高年収サラリーマンに債券は必要か、投機枠の自分ルールについては暗号資産は資産の5%まで・失敗から決めた自分ルールもあわせて読むと、選択肢の全体像が見えてきます。

高配当株・インデックスどちらでも共通する注意点

最後に、どちらを選んでも共通するリスクを正直に書いておきますね。

投資リスク注記

高配当株もインデックスも、株式に投資する以上は元本割れの可能性があります。過去の実績や利回りは将来のリターンを保証しません。配当は企業の業績次第で減配・無配になり得ますし、株価が下がれば配当を受け取っても元本でマイナス、ということも起こります。私自身、相場が荒れた局面で評価額を大きく削られた経験があるので、値動きの怖さは覚悟しておきたいですね。

配当利回り・経費率は執筆時点の目安で変動する

本記事に出した利回り(1489約2.8%、VYM約2.4%、HDV約3.2%、SPYD約4.6%など)や信託報酬・経費率は、すべて2026年6月時点の目安です。これらは日々変動するので、買う前に必ず各公式サイトで最新の値をご確認ください。

為替変動リスク

米国高配当ETFを持つ場合、配当も評価額も円換算では為替の影響を受けます。円高に振れれば、ドルベースで配当が出ていても円建ての手取りは目減りする。為替は読めないものとして、長期で淡々と持つのが私のスタンスです。

まとめ ─ 配当の満足より「課税繰り延べの複利」で主力を決めた

高配当株とインデックスを6軸で比較し、200万円を1年試して出した私の結論はシンプルでした。高配当株は悪くなかった、配当が入る満足感は本物だった。でも年収2000万の私には配当控除がほぼ効かず、配当課税で複利が削れる。だから資産を増やす主力には、課税繰り延べの効くインデックス投信を選んだんですね。

念のためもう一度。これは高配当株が悪いという話ではありません。配当の支えが効く人や、出口が近い人には高配当株が向きます。私の年収帯と資産形成フェーズでは主力にしなかった、というだけ。あなたの目的とフェーズで選んでください。

もし米国高配当ETFをサテライトで持つと決めたなら、為替コストの安い証券会社選びが効いてきます。これから投資を始める方は、まず証券口座の開設からですね。

米国ETFが買える証券会社を比較する為替コストで選ぶ3社の比較記事へ
これから始める初心者の方へ新NISAにおすすめの証券会社3選

最後にもう一度だけ。投資にはリスクが伴います。本記事は筆者個人の体験談・情報提供であり、特定の銘柄や投資手法の勧誘や、将来のリターン・配当を保証するものではありません。記載した利回りや税制は2026年6月時点の一例で、最新の値や条件は各公式サイトでご確認のうえ、投資判断はご自身の責任で行ってください。

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