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年収2000万円の私は、毎日弁当を持参している。
同僚には引かれることもある。「年収いくらあると思ってるんですか」と苦笑いされることもある。でも私は本気でこう思っている。この選択で年間100万円近くを投資に回しているのだから、やめる理由がない。
東京都心で働く30歳。本業年収1400万円+副業600万円で合計2000万円超を稼いでいるが、資産3000万円を超えられたのは「稼ぎを増やした」だけでなく「支出を固定した」からだ。
食費の話から、お金の本質的な考え方まで、全部書く。
なぜ高年収でも節約するのか――「ライフスタイル・インフレーション」という罠
高年収の人間が資産を積み上げられない最大の理由は、収入と支出が比例して増えるからだ。
これを経済学では「ライフスタイル・インフレーション」と呼ぶ。年収が400万から1000万に上がると、なぜか食費・外食費・車・家賃も一緒に膨らんでいく。収入が上がっても投資余力が変わらない、という状態だ。
私はこの罠を意識的に避けてきた。
「収入が上がっても、生活コストは上げない」というルールを、23歳のころから一貫して守ってきた。
年収400万円のときに月3万円台の食費で暮らしていた。年収2000万円の今も、月3万円台の食費で暮らしている。
差額はすべて投資に回る。
実際の食費データを公開する
正直に数字を出す。
| 時期 | 年収(概算) | 月間食費の内訳 |
|---|---|---|
| 23〜25歳 | 400〜500万 | 自炊+弁当: 約2.5万円、外食: 約0.8万円、計3.3万円 |
| 26〜27歳 | 700〜900万 | 自炊+弁当: 約2.8万円、外食: 約1.2万円、計4.0万円 |
| 28〜29歳 | 1200〜1500万 | 自炊+弁当: 約2.8万円、外食: 約1.5万円、計4.3万円 |
| 30歳(現在) | 2000万超 | 自炊+弁当: 約2.8万円、外食: 約1.5万円、計4.3万円 |
年収が5倍になっても、食費はほぼ横ばいだ。
一方、同世代の「高年収あるある」の食費を聞くと、外食費だけで月3〜5万円という人も珍しくない。接待・飲み会の自腹分も含めると月8〜10万円という猛者もいる。
月の食費差は5〜6万円。年間60〜70万円の差になる。
さらにその差額を投資に回し続ければ、10〜20年後には数百万円のインパクトになる。これが「食費節約の本当の意味」だ。
弁当持参の具体的ルーティン
理系的に考えると、弁当は「最小コスト・最大栄養・最大時短」を同時に実現できる最適解だ。
日曜夜の作り置き(所要時間:約2時間)
毎週日曜日の19時〜21時が私の「仕込みタイム」だ。
主菜の作り置き(2〜3種類)
- 鶏むね肉の塩麹漬け焼き(1パック約600g、約300円)
- ゆで卵(8個)
- 肉そぼろ(合い挽き肉300g、約250円)
副菜の作り置き(2〜3種類)
- ほうれん草のおひたし
- ひじきの煮物
- きんぴらごぼう
炭水化物
- 米を2合炊いて小分けに冷凍(5〜6個分)
これで週5日分の弁当が完成する。
平日朝の詰め方(所要時間:5分)
冷凍ご飯を電子レンジで解凍(2分)、作り置きのおかずを詰める(3分)。以上。
合計コストは1食あたり約250〜350円だ。
年間の食費節約効果
都内のランチ相場は1食1,200〜1,500円(コンビニ飯でも700〜900円)だ。
外食ランチ: 1,200円 × 20日 = 月24,000円
弁当: 300円 × 20日 = 月6,000円
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月の差額: 18,000円
年間の差額: 216,000円
飲み物代・間食代の差も含めると、年間25〜30万円の節約になる。
さらに、私の場合は食費節約だけでなく「食費節約→投資余力増→年間投資追加額」という連鎖効果も含めると、トータルで年間100万円近くを追加で投資に回せるようになった。食費だけで100万円節約しているのではなく、「食費を絞ったことで生まれた余力を複数の支出見直し(外食・飲み物・夜の外食)に転用した」というのが正確な話だ。食費節約はその起点に過ぎない。
節約した食費を投資に回した場合のシミュレーション
月2万円を追加で積立投資できるとする(弁当持参の節約分)。
想定利回り年率5%(インデックス投資の長期平均に近い水準)で計算すると:
| 期間 | 積立元本 | 運用後の評価額(年率5%複利) |
|---|---|---|
| 10年 | 240万円 | 約311万円 |
| 20年 | 480万円 | 約793万円 |
| 30年 | 720万円 | 約1,663万円 |
30年後に1,663万円の差になる。
弁当持参という「ちょっとした習慣」が、複利の力で1600万円超の資産差を生む。
「年収2000万のくせに弁当かよ」と笑われても、30年後には笑えるのは私の方だ。
「でも無理はしない」――バランスの話
正直に言う。弁当持参と節約を「無理してやっている」という感覚は全くない。習慣化すれば苦にならないからだ。
ただし、以下は「別枠」として完全に割り切っている。
割り切っている支出
- 取引先との会食・接待: 会社経費または自己投資として計上。ケチらない
- 月1〜2回の外食: 好きなものを食べる。これは「息抜き」として予算を確保している(月1.5万円)
- 友人との飲み会: 参加する。割り勘で払う。「弁当男」のイメージを飲み会でまで持ち込まない
「節約が目的」ではなく、「投資余力を最大化すること」が目的だ。
目的を間違えると、節約が手段から目的に変質して、人生の質が落ちる。それは本末転倒だ。
また、「節約に費やす時間の機会コスト」も意識している。弁当の仕込みに週2時間かけているが、これは「料理が好き」という側面もある。もし本当に2時間を別の稼ぎに使える状況なら、外食+副業の方が合理的かもしれない。自分の状況に合わせて最適化することが大事だ。
まとめ
- 年収2000万でも食費は月4万円台に固定している
- 弁当持参で月1.8万円、年間約20万円以上の節約になる
- 節約した金を複利で回すと30年後に1600万円以上の差になる
- 「無理な節約」ではなく「合理的な最適化」として捉えている
高年収になったから贅沢する、という選択肢もある。でも私は、高年収になったから投資余力を最大化するという選択をした。
どちらが正解かは人による。ただ、資産3000万円超という結果は出ている。
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