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「他の人って実際どんなポートフォリオで運用してるんだろう」
ネットで調べると「理想の資産配分は?」みたいな一般論は山ほど出てくる。でも実際に自分の口座を晒している人はほとんどいない。
自分も最初はそれが不満だった。理論より「リアルな実態」が知りたかった。
だからこのブログでは顔出しなしで構わないので、数字を全部出すことにした。自慢でも宣伝でもなく、ただの事実公開だ。参考になるかどうかは読んだ人が判断すればいい。
【結論】30歳時点のポートフォリオ全体像
まず全体像から先に出す。
| 資産クラス | 金額(概算) | 割合 |
|---|---|---|
| インデックスファンド(NISA+特定口座) | 約2,700万円 | 78% |
| 現金(普通預金・定期預金) | 約450万円 | 13% |
| 純金(ETF) | 約200万円 | 6% |
| 個別株・暗号資産 | 約100万円 | 3% |
| 合計 | 約3,450万円 | 100% |
インデックスファンドが圧倒的大多数を占める。純金はインフレヘッジ。個別株と暗号資産は正直「過去の失敗の残骸」に近い。詳しくは後述する。
各資産クラスの詳細
インデックスファンド 78%(約2,700万円)
ポートフォリオの根幹はここだ。
口座別の内訳
| 口座 | 金額(概算) |
|---|---|
| 新NISA(つみたて投資枠+成長投資枠) | 約1,400万円 |
| 特定口座 | 約1,300万円 |
新NISAは2024年から満額フル活用している。つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)合わせて年360万円、月換算で30万円がNISA枠に入る計算だ。残りの月40万円は特定口座で積み立て中。合計で月70万円の積立を継続している。
詳しくは新NISAで月70万円積立の投資戦略に書いた。
保有ファンドの内訳
| ファンド | 割合 |
|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 70% |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 30% |
全世界7割、S&P500が3割という構成だ。「全世界があれば米国は含まれるのでは?」という指摘はその通りで、これは意図的な米国偏重だ。
なぜこの比率にしたかの詳細はeMAXIS Slim全世界 vs S&P500でまとめているので、ここでは割愛する。
積立の実績(毎月の運用結果)はインデックスファンド月70万円積立の実績で毎月更新している。
現金 13%(約450万円)
現金比率13%は、一般的な「生活費の半年分」基準からすると多めに見えるかもしれない。
自分の場合は生活費12ヶ月分を基準に設定している。月37万円前後の生活費なので、約450万円がこれにあたる。
預け先は住信SBIネット銀行(SBI銀行)だ。普通預金でもメガバンクよりはるかにましな金利がつく。細かい数字は変動するので最新の公式サイトで確認してほしいが、大手銀行に比べると雲泥の差がある。
この現金は「投資に回さないのはもったいない」と思うかもしれない。自分もそう思う。ただ、現金の役割は二つある。
- 緊急時の備え: 失業・病気・事故など想定外の事態への対応
- 機会損失の防止: 市場暴落時に追加投資できる「弾薬」としての機能
月70万円積立を続けているということは、毎月現金が減り続ける設計でもある。この現金比率は徐々に下がっていくので、それでいいと思っている。増やそうとは特に考えていない。
純金ETF 6%(約200万円)
純金はインフレヘッジとリスク分散のために少額保有している。
株式と純金は一般的に逆相関(株が下がると金が上がる、あるいはその逆)の傾向があるとされている。ポートフォリオ全体の値動きを少しなだらかにする効果を期待している。
「金は利益を生まない資産」という批判は正しい。配当も利息もない。だが全体の6%程度ならリスク分散のコストとして許容できると判断した。
純金投資の詳細な考え方と実績は純金投資の実体験に書く予定だ。
個別株・暗号資産 3%(約100万円)
正直に言う。これは過去の失敗の残骸だ。
26〜27歳のころ、投資を始めたばかりのときに個別株と暗号資産に手を出した。「インデックスだと面白くない」「大きく増やしたい」という典型的な初心者心理だった。
結果は惨敗に近い。
現在はこれ以上追加投資はしていない。塩漬けにしたまま自然消滅(売却or価値ゼロ)を待っている状態だ。まだ100万円相当の残骸が残っている。
詳しい失敗の経緯と教訓は個別株・暗号資産の失敗談に書く。読んでもらえると同じ轍を踏まずに済むかもしれない。
このポートフォリオになった理由(設計思想)
コアサテライト戦略
自分のポートフォリオはコアサテライト戦略に近い考え方で構成している。
- コア(78%): インデックスファンドで安定成長を狙う
- サテライト(22%): 現金・純金・個別株など、様々な目的の資産
コアで着実に増やしながら、サテライトで実験したりリスクを分散したりする構造だ。
「全資産の3%以内」ルール
個別株・暗号資産を現在3%以内に抑えているのは意図的だ。
「全資産の3%以内に収まる額なら、最悪ゼロになっても大丈夫」という自分ルールがある。100万円が消えても致命的ではない(悔しいが)。
逆に言うと、この「3%ルール」を超えるような投機的な投資はしないと決めている。
年齢とリスク許容度
30歳という年齢は、資産形成においてリスクを取れる時期だと考えている。仮に株式市場が50%暴落しても、働いて回復を待てる時間がある。だから株式比率を78%と高めに設定している。
これが50代や60代であれば話は変わる。自分の年齢・状況・収入をベースに設計した結果がこの配分だ。
ポートフォリオの変遷(22歳〜30歳)
22歳からの軌跡を正直に振り返る。
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 22〜25歳 | 現金100%。投資の知識ゼロ。というか投資に興味もなかった |
| 26〜27歳 | 投資を始めるが個別株・暗号資産中心。派手に失敗 |
| 28歳〜 | インデックス一本化。NISA・特定口座で積立開始 |
| 29歳 | 収入増加に伴い積立額を段階的に引き上げ |
| 30歳現在 | 月70万円積立、現在の構成に落ち着く |
22〜25歳の自分は「投資なんて難しそう」「損したくない」という理由で現金をただ置いていた。元々貧乏だったので、お金を失うことへの恐怖心が強かった。
その怖さは今でも完全には消えていないが、知識をつけてインデックス投資の仕組みを理解することで「長期で持てば大丈夫」という確信に変わっていった。
読者へ——ポートフォリオに正解はない
このポートフォリオが「おすすめの資産配分」という話ではない。
ポートフォリオは年齢・年収・リスク許容度・ライフプラン・投資目標によって変わる。自分の場合は30歳・年収2000万・独身・比較的リスク許容度が高い、という条件のもとでこうなっている。
ただ一つ言えるのは、「完璧なポートフォリオ」を探しながら始めない人より、「とりあえずのポートフォリオ」で始めた人の方が資産を増やしやすい、ということだ。
始めなければ何も変わらない。始めてから調整すればいい。
証券口座をまだ持っていないなら、まずそこから始めることを勧める。自分が使っている証券会社については新NISAにおすすめの証券会社3選でまとめている。
まとめ
- 30歳・資産3450万円のポートフォリオはインデックスファンド78%が中心
- 現金13%は生活費12ヶ月分。月70万円積立で毎月減っていく設計
- 純金6%はインフレヘッジ・リスク分散のため
- 個別株・暗号資産3%は過去の失敗の残骸。現在追加投資なし
- ポートフォリオに正解はない。始めてから調整する
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免責事項
本記事は筆者個人の資産状況・運用実績の情報公開を目的としたものであり、特定の金融商品への投資を勧誘・推薦するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。投資の判断はご自身の責任において行ってください。また、本記事に記載された情報は執筆時点のものであり、将来の運用成果を保証するものではありません。
