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この記事について
30歳、年収2000万超の高収入サラリーマンが、毎月70万円をインデックスファンドに積立投資している運用実績を毎月公開していくブログ記事だ。インデックスファンドに積立するといくらになるのか、リアルな数字で見せていく。
先に結論を言う。
2026年3月末時点で、累計積立額は約2,700万円、評価額は約3,400万円。含み益は約+700万円(+25.9%)になった。
投資歴は約4年。26歳のときに月3万円から始めて、収入が上がるたびに積立額を増やし、28歳から月70万円を積み立てている。特別な銘柄選定もタイミング投資もしていない。愚直にインデックスファンドを買い続けただけだ。
自分は理系出身で、複利計算をExcelで回すのが趣味みたいな人間だけど、投資に関しては「考えない」ことが最大の武器だと思っている。相場を予測しない。タイミングを計らない。毎月決まった日に決まった額を買う。脳筋ソリューションの極み。
この記事では、運用実績の数字だけでなく、暴落時の正直な心理や「売らずに持ち続ける」ための仕組みについても書いている。積立投資をこれから始めたい人、すでにやっているけど不安を感じている人の参考になれば嬉しい。
なお、資産形成の全体像については30代で資産3000万円を超えるためのロードマップで詳しく解説している。
【2026年4月更新】運用実績サマリー
2026年3月末時点のインデックスファンド運用実績をまとめる。
運用実績ハイライト
| 項目 | 金額・数値 |
|---|---|
| 累計積立額 | 27,060,000円 |
| 評価額(3月末時点) | 34,080,000円 |
| 含み損益 | +7,020,000円 |
| 損益率 | +25.9% |
| 月間積立額 | 700,000円 |
| 投資期間 | 約4年(2022年4月〜) |
先月(2月末)の評価額は約33,200,000円。3月末は34,080,000円なので、差額は約88万円。内訳は、毎月の積立入金70万円と、含み益の変動(+約18万円)だ。
3月は米国市場が小幅に調整する場面があったものの、月末にかけて持ち直した。為替が円安方向に振れたことも評価額にはプラスに働いている。ドル建てで見ると実質横ばいに近い月だった。
毎月の積立銘柄とポートフォリオ配分
現在の積立銘柄一覧
| 銘柄 | 月額積立額 | 口座 | 割合 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 300,000円 | 新NISA つみたて投資枠+成長投資枠 | 43% |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 250,000円 | 新NISA 成長投資枠+特定口座 | 36% |
| eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 100,000円 | 特定口座 | 14% |
| ニッセイ外国債券インデックスファンド | 50,000円 | 特定口座 | 7% |
| 合計 | 700,000円 | 100% |
新NISAの年間投資枠(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=合計360万円)は、eMAXIS Slim 全世界株式とS&P500で使い切る設計にしている。NISA枠を超える分は特定口座で積み立てている。
この配分にしている理由
ポートフォリオの約93%が株式、約7%が債券。「債券7%は少なすぎないか?」と思うかもしれない。自分もそう思う。正直、教科書的には株式と債券を60:40くらいにするのが定石だろう。
でも、自分は30歳で独身、扶養家族もいない。リスク許容度は高い。何より、毎月70万円の入金力があるので、仮に株式市場が30%暴落しても「安く買えてラッキー」と思える余裕がある(はず)。これが月の生活費ギリギリで投資している状況なら、こんな強気の配分にはしない。
全世界株(オルカン)とS&P500を両方持つのは「重複しているから意味がない」とよく言われる。理屈はわかる。オルカンの約6割は米国株だから、S&P500と組み合わせると米国の比率が相当高くなる。
承知の上でこの配分にしている理由は、米国経済の成長に対する自分の確信と、全世界への分散も捨てたくないという2つの気持ちを両立させたかったから。合理的じゃないかもしれないけど、投資は続けられることが最優先だ。自分が納得できる配分じゃないと、暴落時に「あっちにしておけば」と後悔してメンタルが崩れる。
ポートフォリオの考え方についてはもっと詳しくインデックスファンドの選び方とポートフォリオ設計で解説している。
今月の相場振り返りと所感
2026年3月の相場
2026年3月の主要指数の動き。
| 指数 | 月間騰落率 |
|---|---|
| S&P500 | ▲1.2%(一時▲3.5%まで下落後、月末に回復) |
| NASDAQ | ▲0.8% |
| 日経平均 | +0.5% |
| MSCI ACWI(全世界株) | ▲0.6% |
| 為替(USD/JPY) | 148円 → 151円(円安方向) |
3月中旬にFRBの利下げペース鈍化懸念で米国株が調整する場面があった。S&P500が一時的に3.5%下落し、SNSでは「暴落だ」「利確すべきか」というポストが溢れていた。
結果的には月末にかけてほぼ戻した。いつもの風景だ。
含み益に対する正直な気持ち
含み益700万円。正直に言うと、怖い。
この700万円は「まだ自分のものではない」と常に思うようにしている。含み益は幻だ。明日マイナスになる可能性だってある。実際、2024年8月の急落では含み益が一晩で200万円以上吹き飛んだ経験がある。あのときは正直、胃が痛くなった。
でも売らなかった。なぜか。売る理由がなかったからだ。
自分の投資方針は「老後まで持ち続ける」。20年後、30年後に使うお金だ。今月の含み益がプラスだろうがマイナスだろうが、関係ない。理屈ではそう分かっている。でも人間の感情は理屈では動かない。だから「見ない仕組み」を作ることが重要になる(後述する)。
元貧乏だった自分にとって、700万円は途方もない金額だ。かつての年収の2倍近い。それが評価額の上下で毎日何十万と動く。最初の頃は気が気じゃなかった。でも4年も続けていると、だんだん「そういうもんだ」と思えるようになってくる。慣れというのは偉大だ。
インデックス積立を続けるために意識していること
「売らずに持ち続ける」ための仕組み化
インデックス投資の最大の敵は、暴落時に怖くなって売ってしまうことだ。自分は以下の仕組みで「売らない環境」を作っている。
- 証券口座のアプリをスマホのホーム画面から外す ── 毎日評価額を見ると一喜一憂する。見なければ気にならない。月1回、この記事を更新するときだけチェックするルールにしている
- 積立は完全自動設定 ── SBI証券のクレカ積立+銀行自動振替で、自分が何もしなくても毎月70万円が投資される。意志の力に頼らない
- 生活防衛資金を別口座に確保 ── 生活費6ヶ月分(約150万円)を普通預金に置いている。これがあるから「急にお金が必要になったら投資を崩さないといけない」という不安がない
- 投資方針書を書いて壁に貼っている ── 「いつ売るか」「何があっても売らないか」を紙に書いて壁に貼っている。暴落時は感情が暴走するので、冷静なときの自分の判断を残しておく。脳筋っぽいけど、これが一番効く
インデックス投資で「売らない」ことがなぜ重要なのかは、データを見ればわかる。S&P500の過去30年間で最もリターンが高かった上位10日間を逃すだけで、トータルリターンは半分以下になるという研究がある。暴落で売って、回復のタイミングを逃す── これが個人投資家が負けるパターンだ。
月70万円を積立に回せる家計の作り方
「月70万円も積立できるのは年収が高いからでしょ」と言われると、まあその通りだ。入金力は正義。これは否定しない。
ただ、年収が2000万円あっても生活レベルを上げたら積立額は増えない。自分が月70万円を投資に回せているのは、収入が上がっても生活費を据え置いているからだ。
具体的にやっていること:
- 固定費の徹底管理: 家賃(住宅ローン)15万円、通信費8,000円、保険5,000円。ここは年1回見直すが、基本的に上げない
- 先取り投資: 給料日に自動で70万円が投資に回る設定。残ったお金で生活する。逆ではない
- 見栄の支出をゼロにする: ブランド品を買わない。高級車に乗らない。後輩に奢りまくらない。別にケチなわけじゃなく、そこに幸福を感じないだけだ
年収2000万円の手取りと生活費のリアルは、年収2000万の手取りと生活費を全公開で詳しく書いている。
また、そもそも収入を上げるためにどうしたかは、貯金ゼロから3000万円。30歳の資産推移を全公開で年齢別に振り返っているので参考にしてほしい。
これから積立投資を始めたい人へ
ここまで月70万円の実績を公開してきたけど、最初から70万円を積み立てていたわけじゃない。スタートは月3万円だった。
「月70万円なんて無理だから自分には関係ない」と思わないでほしい。月1万円でも、月5,000円でもいい。大事なのは金額じゃなくて始めることと続けることだ。
仮に月1万円を年利5%で20年間積み立てると、元本240万円に対して評価額は約411万円になる。複利だけで170万円以上増える計算だ。これが月3万円なら、20年後に約1,233万円。始めるタイミングが1年遅れるだけで、この差はどんどん広がっていく。
まだ証券口座を持っていない人は、まず口座を開設するところからだ。自分はSBI証券を使っているけど、楽天証券でもどちらでもいい。手数料が安いネット証券であれば正直どこでも大差はない。
具体的な口座開設の手順と始め方は、新NISAの始め方完全ガイドで画像付きで解説しているので、そちらを見てほしい。
過去の運用実績まとめ
毎月の実績を蓄積していく。今回が初回なので、2026年3月分のみ。
| 年月 | 累計積立額 | 評価額 | 含み損益 | 損益率 | 月間メモ |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月 | 27,060,000円 | 34,080,000円 | +7,020,000円 | +25.9% | FRB利下げ鈍化懸念で一時調整。月末回復 |
まとめ
この記事の要点を振り返る。
- 2026年3月末時点の運用実績: 累計積立額2,706万円 → 評価額3,408万円(含み益+702万円、+25.9%)
- 積立銘柄: eMAXIS Slim 全世界株式(43%)、S&P500(36%)、先進国株式(14%)、外国債券(7%)で月70万円
- 3月の相場: 米国株が一時調整も月末回復。為替の円安もプラスに作用
- 続けるコツ: 証券アプリを見ない、積立を完全自動化、生活防衛資金を確保、投資方針書を壁に貼る
- 月70万円の秘訣: 収入が上がっても生活費を据え置き、先取り投資を仕組み化
この記事は毎月更新していく。相場が良いときも悪いときも、淡々と積み立てた結果がどうなるのか、リアルタイムで記録し続ける。
月1万円からでも、始めた人にしか見えない景色がある。 まだ始めていない人は、新NISAの始め方完全ガイドから一歩を踏み出してみてほしい。
※投資にはリスクが伴います。 本記事で紹介した運用実績は筆者個人の結果であり、将来のリターンを保証するものではありません。インデックスファンドを含むすべての投資商品には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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