20代で年収580万→1250万。ソフトウェアエンジニア転職2回で人生が変わった話

転職

「エンジニア 転職 20代」「年収 アップ 転職」「転職 成功例」と検索してこの記事にたどり着いた方へ。もしあなたが、

  • 今の会社に将来性を感じない
  • 同年代と比べて収入が伸びていない気がする
  • 自分はもっと評価されるべきだと感じている

そんな悩みを抱えているなら、私の転職ストーリーが必ず参考になるはずです。

この記事では、20代で年収580万円→1250万円と収入を2倍以上にしたソフトウェアエンジニアのリアルな転職成功例を、赤裸々に公開します。


転職前:20代後半、思ったより伸びない年収と将来への不安

私は大学院を卒業した後、新卒で大手Web系企業にソフトウェアエンジニアとして入社しました。
同世代の平均に比べると待遇もよく、周囲からは「勝ち組だね」「羨ましい」と言われることが多かったですが、26歳のとき、将来に対する違和感を感じ始めました。

  • 年功序列で昇給が決まっていて、3年働いても年収600万円に到達できなかった
  • 中堅層に昇格しても役割の変化が乏しい
  • 技術的な成長実感が薄れ、社内政治が目立つように…

当時の正直な心境は、
「このまま10年経っても、年収800万もいかないのでは?」という焦り将来に対する不安でした。


1回目の転職:大手自動車メーカーへ。年収580万→890万に

最初に転職を決意したのは27歳のとき。私は仕事に打ち込み、入社して2年目には人事評価で最高評価をいただくことができました。「よしっ、やったぞ!」喜びも束の間、私は絶望しました。

それは

評価が上がったにも関わらず、昇給が全くといって良いほどなかったのです。

このとき私は「この会社に居続けて本当に良いのだろうか」と将来に対して猛烈な不安を感じ、転職することを決意したのです。

転職活動の方法

初めての転職活動。私は3つの方法で転職を進めました。

  • 転職エージェントに3社登録(リクルート、マイナビ、ビズリーチ)
  • LinkedInのプロフィールを整備
  • 興味のある企業は直接応募も実施

結果として無事、複数の企業から内定を獲得できました。

転職先の決め手

複数企業から内定を獲得できた私ですが、そのうち大手自動車メーカーのソフトウェアエンジニアポジションへの転職を決意します。

  • 技術力を正当に評価してくれる環境(面接での技術議論が深かった)
  • 明確な評価制度と昇進ルート
  • 提示されたオファーが年収890万円と、約300万円の年収アップ

ありがたいことに、転職活動を通じて一番ワクワクする仕事ができそうと感じていた企業から一番良い待遇で内定をいただくことができました。

転職して変わったこと

初めての転職は不安しかありませんでしたが、結果的に大成功で私の生活は大きく変わりました。

  • 収入が増えた一方で生活水準を上げなかったため1年で500万円近い貯蓄ができた
  • 技術的に成長できるプロジェクトに参加でき、自信がついた
  • 転職に成功したことで自分の市場価値やスキルに自信がつき、新たに副業にチャレンジできた

転職後半年ごろからソフトウェアエンジニアとしての副業を始め収入がさらに増えたのですが、それは別の機会にお話しできればと思います。


2回目の転職:スタートアップへ。年収890万→1250万へジャンプ

30歳直前、私は再び転職を決意しました。
理由は「技術的、待遇的には満足していたが、大手企業ならではの年功序列の限界とスピード感のなさを感じ新しい領域で挑戦したくなった」からです。

このときは、キャリアでのさらなるジャンプを狙った転職でした。

活動手段

再び転職活動を開始した私。1回目の経験を活かしつつ活動を進めていきます。

  • 転職軸を明確にし自分で企業サーチを実施。転職エージェントを介さず企業への直接応募がメイン
  • LinkedIn経由のスカウトや「ハイクラス向け」のエージェントを利用し、公開情報の少ない企業にも応募

決め手となった企業

最終的には設立1年未満のスタートアップへの転職を決意します。

  • ストックオプションや副業許可など、自由度と裁量の高さ
  • 技術・ビジネスの両面で評価される文化
  • 提示年収:1250万円(基本給+業績連動ボーナス)

結果、副業とあわせて年収2000万円を突破しました。


収入の推移と転職のインパクト

年齢勤務先年収備考
24歳大手Web企業(新卒)500万新卒入社
26歳同上580万昇進あり
27歳大手自動車メーカーへ転職890万転職1回目
29歳スタートアップへ転職1250万転職2回目、副業可の環境
30歳副業含めた総年収2000万副業収入700万(Web開発案件)

エンジニア転職で成功するためにやったこと

1. 自分の市場価値を知る

LinkedInやビズリーチに登録し、スカウト内容を見れば「今の自分がどこで評価されるのか」がわかります。
逆に、全然スカウトが来ないなら改善ポイントが明確になります。

2. 職務経歴書の作成は「成果重視」で

  • 担当したプロジェクト
  • 技術選定の理由
  • 数値で語れる成果(例:パフォーマンス改善率、売上インパクト)

この3点を必ず盛り込むよう意識しました。

3. 面接では「技術力×ビジネス視点」のバランスを見せる

エンジニアとしての専門性だけでなく、「なぜこの技術を選んだのか」「事業にどう貢献したか」まで説明できると評価が跳ね上がります。


結論:転職は「収入」だけでなく「人生設計」まで変える

20代のうちに2回の転職を経て、私はこう断言できます。

転職は人生のアクセルになる。やらない後悔より、やって得られる学びの方が大きい。

「今よりちょっといい条件で転職できれば…」ではなく、
「自分の人生をガラッと変える転職」を本気で狙ってほしい。


あなたに伝えたいこと

  • 「転職=逃げ」ではなく、「戦略的な人生設計の手段」
  • 20代でも遅くない。むしろ今が一番動けるとき
  • 年収アップも、ライフプランも、自分で掴みに行くもの

私は20代で2回の転職を経て、収入・キャリア・生活の質すべてを大きく変えることができました。

転職は、正しく動けば「人生のアクセル」になる。

ここまで読んでくださったあなたも、同じように可能性を持っているはずです。
焦らなくていい。ただ、「現状を変えたい」と思った今この瞬間が、最初の一歩になると信じています。

この記事が、あなたのキャリアを考えるきっかけになれば嬉しいです。

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