近年、副業を検討するビジネスパーソンは急増しています。特にエンジニアやビジネス職の方にとって、副業はスキルの幅を広げるだけでなく、収入源を分散させる手段としても注目されています。
私も副業を2つ掛け持ちしており、その合計収入は1年間で700万円程です。
ただし、多くの人が副業を選ぶ際の壁になるのが副業の時間をどのように捻出するかではないでしょうか。
本業だけでもある程度の時間がとられる中、プライベートの時間を確保しつつ副業に当てる時間を見つけるのは難しいです。この点で副業を断念してしまっている人も多いのではないでしょうか?
もしも、在宅でできる、平日の夜や土日の空いた時間などにできて時間の融通がききやすい、平日日中は稼働する必要がなく本業に支障が出ない、といった条件の副業があったらどうでしょう?
これだったらやってみたくなりませんか?
この記事では、そういった融通の聞きやすい副業案件を獲得する方法についてご紹介します。
副業をするならスタートアップがおすすめ!
副業を無理なく続ける条件は?
副業を探す人の多くが重視するポイントは、大きく分けて以下の4つに集約されます。
- 働く場所の自由度(在宅・リモート対応か)
本業の出社や生活スタイルと両立させるため、自宅でできるかどうかは重要な条件です。移動を前提とした副業は、負担が大きく長続きしません。 - 時間の柔軟性
平日の夜や週末など、スキマ時間を活用できるかどうか。納期ベースでの柔軟な進め方が可能かは、副業を継続する上で必須です。 - 報酬水準と安定性
どんなにやりがいがあっても、報酬が極端に低いとモチベーションは続きません。単発案件よりも、数ヶ月〜半年程度の継続性がある案件の方が安心できます。 - スキルやキャリアとの相性
せっかく副業に取り組むなら、自分の専門性や経験を活かせる仕事を選びたいと考える人が大半です。単なる作業ではなく、自分の強みを磨ける環境であることが望まれます。
こうした条件をすべて満たす副業はそう多くありませんが、スタートアップ企業との副業は、この条件に驚くほど合致するケースが多いのです。
副業をするならスタートアップが魅力的!
なぜ副業を狙う人にとってスタートアップがおすすめなのか。
ここからはスタートアップで副業を探すべき理由をお話しします。
在宅・リモート中心の働き方が一般的
スタートアップは大手企業に比べ、働き方の制度が柔軟です。そもそも資金が潤沢ではないケースが多いため、会社のオフィス自体が小さく社員自体がリモート前提で働いているケースが多いです。
そのため、副業で参加しているメンバーがいてもリモートワークでOKになりやすいです。リモートワークであれば通勤の手間も不要、自宅や近所のカフェなど場所を選ばずに仕事に取りかかれる点は大きなメリットです。
時間の融通が利く
スタートアップは慢性的に人が足りていません。毎日が猫の手も借りたい、といった状態です。
フルタイムでなく、たとえば週に10時間程度でも会社に貢献してくれる人材は本当にありがたい存在なのです。
またスタートアップはプロジェクトが初期段階にある、組織もまだ小さく個人プレー多いなど、チームで密にコミュニケーションをとりながら仕事を進めるという環境にないことが多いです。
そのため平日の夜に稼働して成果物だけ週に1回の定例で共有するといった、時間の融通がつけやすい労働環境なのがスタートアップ副業の特徴です。
大きな声では話しにくいですが、スタートアップでは社員メンバーが夜遅くまで業務をしていることもあるため、平日夜などでもある程度コミュニケーションが取れるというケースもあります。
このようにスタートアップでの副業は時間の融通がつけやすいのです。
給与の水準が高い
繰り返しになりますが、スタートアップは慢性的に人手不足です。にも関わらず、会社としての認知度が低い、採用にコストをかけずらいといった理由で採用に難航しているパターンが相当数あります。
そのため、副業での応募であっても積極的に採用を進めようとするスタートアップが多く、給与交渉の面で優位に進めることができるのです。
実際私も副業をしていて、1社はスタートアップで働いていますが時給1万円で仕事をしています。
給与交渉は難しいことが多いですが、スタートアップであれば自分を売り込みやすく満足のいく収入を得やすいのです。
幅広く業務に携わることができる
大手企業の副業案件では、既存業務の一部を切り出して任せる形が多いのに対し、スタートアップ副業では会社のどんなところでも人が足りていなければ任されることがあります。もちろんその分スキルは求められますが、新しいプロダクト開発、営業戦略の立案、採用マーケティングの仕組みづくりなど、裁量と影響力の大きい領域に携われるのはスタートアップならではの魅力です。
スタートアップ副業では、自分のスキルをそのまま持ち込むだけでなく、新しい分野に挑戦する機会も豊富です。たとえばエンジニアならアプリ開発もやりつつインフラ構築なども任されることがありますし、ビジネス職ならマーケティング・採用・資金調達サポートなど、大手では触れにくい領域を経験できます。これは本業にも好影響を与え、キャリアの市場価値を高めることにつながります。
スタートアップ副業の実際の事例
私もスタートアップで副業をしています。時給制で勤務をしていて、1時間1万円の報酬です。
業務内容ですがWebサービスの開発を請け負っており、フロントエンドからバックエンドの開発、クラウドインフラ構築など浅く広く担当しています。
勤務の仕方ですが、基本的には本業の終業後に実施しており、平日夜9時から12時ごろや土日にまとめて時間を使う形です。月当たり40時間ほど開発業務をしており、収入としては月40万円です。
もちろんフルリモートでの勤務なので、非常に融通がつけやすくなっています。
働き方や収入面でのプラスはもちろんですが、働く中で本業では使わない新しい言語やフレームワークを導入したり、普段とは別のクラウドベンダーを利用できたりと、本業だけでは得られなかったスキルを身につけることができています。そのため時間的には大変ですが、モチベーション高く続けることができています。
結論:スタートアップ副業をおすすめする理由
副業を検討する際、多くの人が「在宅でできる」「時間の自由がきく」「本業に役立つスキルが得られる」といった条件を求めています。そして、スタートアップでの副業はこれらの条件を高い水準で満たすだけでなく、それ以上の価値を得られることができます。
- 在宅・時間柔軟性 → リモート前提&週数時間から参画可能
- 収入 → 数ヶ月単位の継続案件が多く、安定的に副収入を得やすい
- キャリア → 裁量の大きな業務を任されるため、自分のスキルを広げて磨ける
- モチベーション → 事業成長に直結するやりがいを実感できる
副業を単なる「お小遣い稼ぎ」として終わらせず、将来的なキャリアアップやスキル拡張の手段として捉えるなら、スタートアップ副業は最も合理的で実りの多い選択肢と言えるでしょう。
本業に無理なくフィットし、自己成長を実現しながら報酬も得られる。この両立を実現できるのは、スタートアップ副業ならではの魅力です。これから副業を検討する方には、ぜひスタートアップ案件に注目していただければと思います。
このブログでは副業や転職についての記事を公開しています。ぜひ他の記事も参考にして、新しく副業にチャレンジしてみてください。